元小学校教員のもっと生きやすく・楽しくなるんじゃないかブログ

小学校教員病休→休職→退職。幼い2児の育児中。誰にでもその人固有の良さがある。それを輝かせて、よりよい人生を歩んでいきましょう。

教員の働き方改革って本質的じゃないよね。どの業界にも当てはまるので、読んでほしい。

こんにちは。kazです。

 

教員の働き方改革にメス!!!w

 

私はこれからビジネスの一つとして、

教員の支援をしていきたいと思っています。

 

なぜなら、

子どもたちのこれからが心配だから。

もっともっと自由に自分らしく生きられる世の中、

それを担っている世代なのに、

育むことができていない、むしろ逆を行っている教育界を立て直したい。

なぜ育めていないか?

先生たちが生きにくさ・働きにくさを抱えているから。

でも、私は知っています。

先生たちは潜在的にものすごい能力やパワーをもっていることを。

だから、先生たちに目覚めてほしいと思っているのです。

 

で、しばらく離れていた教育界でしたが、改めて調査し始めました。

そしたら最初に出てきたワードが、

 

「教員の負担軽減」

 

素晴らしい!ようやっと国が乗り出してくれましたね・・・

 

ではない!!!

 

このワードに違和感大、大ありです!!!

 

負担軽減って、負担ありきじゃないですか!!!

 

負担のある生き方・働き方なんてないんですよ!!!

 

 

実際、

・ICTの活用(タブレット導入、テレワーク、ファイル共有など)

・業務アシスタントの雇用(掲示物、配布物手伝い)

・お盆休みを閉庁日に

など、既に取り入れられているものも多く、

「残業時間が削減された、負担が軽減した」というデータもあるようですが・・・

 

本当ですか????????????

 

私が教員だったら、何にも変わってないじゃん、

むしろ覚えることが増えてるし、

働き方改革なんて、クソ食らえーーー

 

失礼しました、取り乱しました。。

 

教員って、もうすでに容量いっぱいだから、

「もうこれ以上増やしたくないです!」

っていうのが根本的にあると思うんです。

なのに、新しい何かが導入されるという現実・・・

だから、素直に「働き方改革ありがとう」って思えないんです。

 

これは、指導要領改訂とか、新しい行事を始めるとかも同じです。

もう今で手いっぱいだから、新しいことやりたくない、

でも上が決めたことだから逆らえない、

だから身が入らない。やりたくないモードになる。

 

なぜなのか、学校って、新しいことはどんどん始めるのに、

古いものを終わりにするという風習がなく、(古き良きを大切にはわかりますが)

教員からすると、増える一方、という印象があります。

 

でも、退職して、視野が広くなって、よくよく考えてみると、

指導要領って、子どもの未来を考えた政策になってるし、

新しい行事も、子どもたちのために企画されたものだし、

やる価値があるな、本質的だな、って思えるんです。

 

教員の働き方改革だって、

こうやって教員のことを考えて動いている人たちがいるっていうことに、

感謝の気持ちが生まれます。

 

でも、

やっていることはありがたいのですが・・・

「教員の負担軽減」

は、全然本質的じゃないですよーってことが言いたい。

 

もっともっと抜本的改革が必要。

教員の立場をもっとよく理解して、

子どもたちの未来をもっとよく考えて、

どうしていくのが本当の改革になるのか。

 

負担を強いられている教員を間近で見ている子どもたち、

社会のことをどう見るでしょうか?

未来に希望を持てるでしょうか?

 

これは親子でも同じ、社会全体でもそうですね。

子どもは大人の背中を見て、価値観や生き方を習う。

そしてその子どもたちが未来を創っていく。

 

教員の働き方改革は、誰のためにあるのか、

未来を見据えた動きになっているのか、

 

教育全体も、誰のため、何のためにあるのか、

 

そのことを踏まえて、一人一人ができる行動をとっていくしかありません。

 

初めにも述べましたが、

14年教員として働き、たくさんの先生方と出会ってきましたが、

先生のキャパはこんなもんじゃない!

潜在的にもっている能力は凄まじい!

もっともっと自分を解放して、自分のために生きて、子どもたちのために生きてほしい!

 

能力を、我慢することや仕事をやりきることに使っている気がしてなりません。

負担と戦うために教員になったつもりはないでしょうし、

負担なく無理なく、子どもたちのために働けるはずです。

 

これは、先生に限った話ではないと思います。

今いる場所で精いっぱいやるのがよい働き方ではなく、

自分に最適な働き方をする、それがたまたま今いる場所なだけ、という感覚。

最適じゃなかったら、最適に変化させていくか、場所を変えるか。

自分が一番輝ける場所を選べばいいんです。

 

私ができることは、発信していくこと、そして仲間を集めること、

そしてどんどん広げていくこと。

がんばって発信しないと!そんな気になってきました。