元小学校教員のもっと生きやすく・楽しくなるんじゃないかブログ

小学校教員病休→休職→退職。幼い2児の育児中。誰にでもその人固有の良さがある。それを輝かせて、よりよい人生を歩んでいきましょう。

子どもを作る目的の話。何のために子どもを作るの?

こんにちは。kazです。

 

エネルギーが満ちています。

やっぱり自分の思いと行動とすべてが一致しているって、気持ちがいい。

育児も仕事も悩みだらけで、傍から見たら何も変わってないようですが、

心が充実感いっぱいです。

 

長い間教育に携わってきて、

今の仕組み、やり方、どうにかしないと日本の将来危ういなーと思っているのですが、

教育界より、今は育児の方に気持ちが向いています。

なんと言っても子どもは親からの影響が一番大きいですから。

いや、でも教育によって子どもの伸びようとするものを阻んでいるのも否めないので、

もうとにかく社会の子どもに対する見方考え方をすべて変えなきゃ!

とあっち行ったりこっち行ったりで、狙いが定まらないのが悩みです。

 

そもそも、子どもって何のために生まれてきたのでしょうか?

私たちは何のために子どもを作り生み育てているのでしょうか?

 

かつて日本でも、子どもが労働力と見なされていたり、養えなければ捨て子が当たり前だったりした時代がありました。

現代は子どもは宝であり、子どもは愛すべき尊ぶべき存在だとされています。

 

さて、なぜ私が子どもを作ったのかというと、

一言でいえば、「自分のため」でした。

結婚すれば子どもがいるのが当たり前だし、

愛する夫との間に子どもが欲しいと思ったし、

子どもがいればお互いの両親も喜ぶし、

今よりももっと幸せになれると思って、子どもを作りました。

完全に自分のためです。

 

逆に、そういう理由以外で子どもを作る人っているのでしょうか?

子どもが大好きだから、

計画していない妊娠、

単純に子育てをしてみたいから、

このくらいしか思いつきませんでした。

 

いずれにしても、「自分の都合で子どもを作る」ということですよね。

 

それが、子どもを産んだ瞬間、母となり父となり、

子ども優先の生活が始まる・・・

子どもは宝だから、愛さないといけないから、

そんな義務感で母親をがんばってやっている時期もありました。

 

子どもがいたら幸せになれると思っていたけれど、

子育てそんな甘いもんじゃなかった。

 

第一子はなかなか授からず不妊治療もしたので、

まず妊娠することがゴールだった、

妊娠が叶ったら、無事に出産することがゴールになった、

出産したら、夜中の授乳、何で泣いているかわからない、なかなか寝ない、

離乳食が面倒、外で食事ができなくなった、保育園どうしよう、悩みが尽きない育児、

 

あれ?私いつになったら幸せになれるの?

何のために子育てしているの?

 

教員の休職時と同じですね。

目的とやっていることがちぐはぐで、意欲がわかない。

何のためにやっているのかわからない状態で、

でも育児を止めるわけにもいかず、

負のループにはまっていました。

 

出産の前後には専門家(お医者さんとか助産師さん)がついてくれているからいいけれど、

育児に関しては、誰も何も教えてくれない。

自分で情報を求めにいかないといけないし、

それで良質な情報に出会える確証もない。

 

今になっていろいろ勉強して、失敗を重ねて、

何が大事なのかが見えてきたけれど、

 

でも本当は、一番大事な乳児期に知っていたかったことばかり。

いや、もっと前、子どもを作ろうとした時に知っていたかった。

 

自分が幸せになるために子どもを作ろうとしたら、大変なことになるよって、

教えてほしかった。

子どもを作る、産み育てるってこういうことだよって、教えてほしかった。

 

今の私が考える、子どもを作り、産み育てる目的は、

「未来をより良くするため」だと断言できます。

子どもが労働力ではない時代に、子は宝と言われる所以は、

子どもの持っている力に計り知れない可能性があるからなんだと思います。

毎日子どもに接していて、子どもの圧倒的な力に驚かされます。

 

私たちも子どもだったから、実はそれを持っているんですけどね。

大人になるにつれて忘れていくというか、蓋をするというか。

 

今のまま子どもを育てていたら、教育とか社会とかが変わらなかったら、

結局私たちと同じように、いっぱい蓋を閉じた大人にしちゃう!

と何かの瞬間に気づいたんですよね。

 

とにかく、子どもの持っている可能性をひたすら伸ばす育て方をしたいと思います。

そして、素敵な未来を子どもたちに築いてもらおうという魂胆です!笑