目の前で起きている現象は、大事なことを教えてくれる。息子に教えてもらったこと。
こんにちは。kazです。
今日は息子から教わったこと。(育児~最後は才能の扱い方の話です。)
食べるのが大好きな息子、食べることで自分を満たしていると思っていた、
でも、本当に欲しかったのは〇〇だったなんて・・・
という話です。
下の息子、2歳8か月、絶賛イヤイヤ期。
面白いくらいに、一言めは、
「やだ」「だめ」「ちがうー」
という否定から入ります。
これも大事な成長の過程、全部全部意味があって言っている、
なんてことが、わかるようになりましたが・・・
その場になると、
「なにをーー!?」
と2歳相手に本気でイライラしてしまうんです。w
そんな息子、誰に似たのか、食べるのが大好き。
「おなかすいちゃったーなんかたべたいー」
が口癖というのは、保育園でも両家の実家でもみんな承知のこと。
そして、母性本能をくすぐるコツがわかっているのか、
おばちゃん・おばあちゃんがなぜか優しくしてしまう、なかなかなヤツ。
いつの間にか、お菓子をもぐもぐしています。
外では仕方がないにしても、
我が家ではそんなに好き勝手食べさせたくない!
と思いながらも、
ワンオペで育児をしている時間は、頼らざると得ない時があります。
保育園のお迎えから家に入るまででも、
まず玄関に行かない、
靴はかない、
車に乗らない、
チャイルドシートに座らない、
何とか乗せて走り出すと、こっちじゃないーと叫ぶ、
家についても、車から降りない、
降りても、歩かない、
歩くまで待っていると、トイレが間に合わずに駐車場で漏らす、
泣いて動かない、
エレベーターのボタンを姉に押されて泣く、
家に入りたくないーー・・・
そんな毎日です。(涙)
ちょっと気に障るとすぐにおしっこじょーって出しちゃうから、
母はいつも気が張っています。
会話でうまく乗せることもできたり、
パトカーとすれ違っててテンションあがることもあったり、
でも、どうにもならないときは、飴ちゃん出します。
ほとんど毎日出してます。w
だからねー、助けてもらってるから、飴ちゃんのことを悪く言いたくないけど、
砂糖の中毒性のことを考えると、本当はあげたくない。
でも、息子もきっと保育園でがんばってて、
しかも帰ってからも家事に忙しく、満足にかまってあげられなくて、
本当はもっともっと甘えたいんだろうな、
そういう時間をたっぷりとってあげようと思ってやっているけれど、
まだまだ足りないのかなぁ、
その分、甘いものを口に入れて満足しているのなら、
少しぐらいいいよね、
にしても、いつも食べたい食べたい、本当に好きだな~・・・
ふと、飴を渡して口に入れる息子を想像してみた。
満足そうな顔を見て、ふっと緩む感覚。
・・・!!
繋がったー。
そうか、息子は自分が食べて満足したかったんじゃなくて、
私が「緩む」のを感じたかったのかもしれない。
いつもいつも何か事が起きないように、
おしっこ漏らさないように、こぼさないように、イヤイヤ言われないように、
めいっぱい気を張っている私、
飴を渡した後は、少し緩められる時間、ブレイクタイムになっていたんだ。
息子は私が緩んでいる時間が欲しかったんだ!
張り詰めることを少し休んで、緩むことで、
息子も心から満たされるんじゃないかと思えます。
子どもはなんて大事なことを教えてくれる存在なのでしょう。
そう、今の私に一番足りないものは「緩むこと」。
育児でも、日々の営みでも、いつも気が張っています。
次は何をしよう、こうするとよくなるぞ、もっとこうしたら・・・
って考えて考えて、
それが自分のワクワクすることであり、みんなのためでもある。
そして、それが私の才能であると知ってからは、もっともっと生かそうと、
考えて考えて・・・。
でも、それを突き詰めすぎると逆に転じる恐れがあります。
自分や周りを壊してしまうことも。
自分の才能を知ること、生かすことはすごく大事なのですが、
才能って、その人の中で鋭く尖っているものでもあります。
それをどう扱うかという点はこれからの課題だなぁと思いました。
その一つが「緩む」だよって、息子に教えてもらいました。
思考だけで進むのではなく、緩んだら、もっと才能が光るものになりそうです。
目の前で起きている現象って、本当に今自分に必要なことを教えてくれます。
息子ちゃん、ありがとう。
お母さんは「緩む」よ。
それはあなたのためでもあるし、世の中のためでもあるもんね。