元小学校教員のもっと生きやすく・楽しくなるんじゃないかブログ

小学校教員病休→休職→退職。幼い2児の育児中。誰にでもその人固有の良さがある。それを輝かせて、よりよい人生を歩んでいきましょう。

自己肯定感を高めるために、どうしたらいいの?

こんばんは。kazです。

 

今朝の投稿で書いた

自己肯定感の低さが、私の人生の進みを阻んでいるという話から、

自己肯定感を高めるためにどうしたらいいか、

他のことをしながらも、どこかで漠然と考えていました。

読者さんからもそこが難しいという声をいただきました。

そして、一つ突破口が見つかったような気がしたので、共有します。

 

 

まず、私は、うつになり病休をとって、

人生で一番自己肯定感が低い時期を経験しました。

「自分なんていない方がいい」「いなくなるためには・・・」

そんなことを考える毎日でした。

それが、読書やカウンセリングやコンサルなどによって、

世界や自分を多角的に見るようになり、

何もできないと思っていた自分に光が当たったように感じました。

「私、できる子かもしれない」w

それから、おそらく4か月くらいで、落ち込むということがなくなり、

大人になってから一番自信に満ち溢れる時期に入りました。

(→自己肯定感ではなく自信が向上) 

 

そこで情報発信などで他者へ私の考えを渡す活動を始めます。

しかし、自信はあるけれど、過剰なのか、世の中を理解しきれていないのか、

私の価値観を押し付ける時期となりました。

自分も相手も違和感があり、進まない停滞期です。

またここで、コンサルやセッションを通して、人生すべてを振り返ることになりました。

今までの成功も失敗も全部あるがまま受け止めて、

(受け止めると、成功も失敗もない、単なる事実になります)

全ては今の私が在るための通過点であり、何が欠けても自分じゃなくなる、

そんな感覚を得ました。

自分の生まれてから36年間をひと繋ぎにして、またスッキリ。

 何も包み隠さず、自分を表現できるようになり、

また、失敗を恐れずトライできるようになり、

実はこの時人生で一番きてほしくない系のデカい事件があったのですが、

それも人生の学びに変えられ、むしろネタにしちゃうくらい、

人生が本当に本当に生きやすくなり、自他ともに認める変貌を遂げました。

(→自己肯定感が上がり始める) 

 

これで、やーっと情報発信に専念できる、と思った矢先、

「私を見て!認めて!」という

承認欲求が残っていた、という現実がやってきたのです。

あんなにスッキリ全部出し切ったと思ったのに、

小粒といったらそうなのですが、

根強い詰まりが発見されました。

 

うーん、どうしたもんだろう?

またゆっくり見つめてみようかと思っていました…

 

参加しているオンラインコミュニティで、

ある課題に対しての私なりの答えを書き込みました。

まあ時間がなかったというのもありますが、あまりいい答えが浮かばなかった。

他の人の深い考えに触れて、私の考えがとても稚拙なことに気づく。

 

あれ?私ってもしかして浅い人?

深く考えることが得意だと思っていたけれど、

全然深くないぞ。

今までの自分の「深いな~」と感じていたことも、

よく考えるとそんなに深くないかも…

 

!!(←閃き)

私の母親は、すぐに答えを言いたがる人。

子どもの頃のことは覚えていないけど、

孫への接し方を見ていて、

「一般的な正しさ」と「母親の価値観における正しさ」だけを伝える。

私もそう育てられたんだろうなぁとは何となく思っていた。

自分で答えを導くという経験をしてこなかった。

すべて「一般常識」と「母親の常識」で世界が成り立っていた。

それが全てではない、と大人になってから、

おそらく社会人になってから徐々に気づき始めた…

 

!!(←閃き)

私は「深く考えられる人」ではない!

むしろ「浅い考えしかできない人」なんだ!

でも元々「深く考えることが好き」「研究家タイプ」

なのに、答えをすぐに与えられる環境(学校も含めて)にしかいなくて、

「深く考えたい!」という果たせなかった欲求を持ったまま大人になった。

そして今、退職して時間もできて、自分の事も世界の事も深く考えられる環境を与えられ、それを存分に楽しんでいる。

今まで深められなかった分、ちょっと深まると「深い!」って感動して、

いろんなことの共通点が見えて、どんどん知識を繋げていきたくて、

子どもの頃の欲求を満たしたいから、子どものように夢中になって、

子どものように食いついて、聞いて聞いてって振り撒いて、

でもまだまだ深く掘る練習中で、うまくいかなくて、へこんで…

 

そうかー、こういうことだったのね。

まだ自己理解も浅かった。

勘違いしていたんだ。

・深く考えるのが 得意 なんじゃなくて、 好き だった

 (これから得意になるかも)

・深く考えるのが好きなだけで、まだまだ浅い人だった

 (これから深くなれるさ)

・なんだか大人ぶってわかっているふりしてたけど、今は「子どものように」がむしゃらにやればいいんだ

 (ぶらなくても、自然とわかっている人になる)

 

勘違いしたままでいると、

 「私は深く考えられるはずの人だから、深められない私はダメ」

 「大人なんだから、大人の振る舞いができない私はダメ」

無意識に「私はダメ」の方程式を作ってしまい、

これが自己肯定感を低くする要因となってしまうのだと思います。

 

浅い自分でも、子どもの自分でも、

どんな自分でも、もうとことん許してしまおう!

不思議とそんな気分になります。

これが自己肯定感じゃないですかね?

 

 

 

ということは、

自己肯定感を高めるためには、

本当の自分を知ること、自己理解を深めること、 

そして、本当の自分を知ることを怖がらないこと、

なんだと思います。

 

はじめの方に書いた、

人生すべてをひと繋ぎにする、ということもお忘れなく。

これも人生上向かせるためには、必須です。

 

私も、はじめのころは、今まで築いてきた自分が崩れていくようで、

怖かったです。

でも、不思議です。

ゾクゾクっとはするものの、その後が、もう楽なことがわかっているから、

遠慮なく脱がせていただいてます。w

 

子どものように(イメージは4歳くらい)振舞えばいいなんて、

ものすごく楽なんですけど。w

「私、できる子かも」っていうのも、全然アリですね!!