教員休職してよかったけれど、退職してよかったかどうか。初めて担任した子から連絡が来て考えた。
こんにちは。kazです。
実は、今日、インスタ経由で、元教え子からメッセージが届きました。
新卒初任時に担任した子です。
もう25歳くらいになるのかな?
成人式のときの写真も送ってくれました。
懐かしい~~
男子はほとんどわかるけど、女子は大人になっていて全くわからない。笑
男っていつまでも子どもなのかしら・・・
と、先生気分を久しぶりに味わいました。
自分としては、あまりよくない(少し悔いが残る)辞め方だったので、
教員だった自分に対して、負のイメージを持っていました。
でも、当時の教え子と会話して、
楽しかったことや、一生懸命だったことを思い出して、
何ていうか、キラキラしたイメージを持つことができました。
以前「休職してよかったこと」という記事を書きました。
でも、退職してよかったかどうか・・・?
そう、今だに教育や子どもの成長に関心があり、私が何とかしなければ!
と思っている私です。
そんな私が退職してよかったかどうか、
結論は、退職してよかったです!
でもこれは、「私」だから当てはまることです。
一概に退職した方がいい、とはなりません。
その説明をしますね。
学校に行けなくなって、人生の一番どん底まで落ちた私が、
自信もモチベーションもガンガン向上させました。
これは、間違いなく休職したからです。
休むって本当に本当に大事なことです。
そして自分を見つめる、自分を取り戻す、このプロセスも超大事です。
その時に掘り出し見つけた自分の本当の姿があります。
教員していて、母をしていて、本当の自分が見えなくなっていたんです。
何が得意で、何が苦手で、何が好きで、何を望んでいるのか・・・
いろんな自分を眺め、発見しました。
そうして見えてきた私の長所は、
学校の担任としてではなく、別の業種でこそ生かせるものだとわかりました。
だから退職したのです。
そして、今のような活動をしています。(どんな活動かまた別の機会に)
もし、私の長所が教員にふさわしいものだったら、
退職しなかったと思います。
あとは夫の稼ぎがなかったら、すぐには退職できなかったですね。
そこは恵まれていたところです。
そう、退職した方がよいのかどうかは、一概には言えないということです。
その人の環境やその人の良さ・個性、
もっと言うと、どんな経験をしてきたか、何を大事な価値観としているか、
そういうことも全部含めて、決断した方がよいということです。
だって、仕事は人生の一部ですから。
仕事をやめたって、人生は続きます。
人生を豊かにすることを優先したいですよね。
とにかく、休職はした方がいい!これは断言します。
苦しさや違和感を感じているのであれば、少し休む、離れる、
休職しなくても、休暇をもらうとか、それでも十分効果があります。
そして退職は、「本当の自分」とよーく相談して決めるべし。
決まらなかったら、休職を延ばせますしね。
それでも決まらなかったら、退職して、やりたくなったときにまた試験を受ける。
やり方はいくらでもあります。
失敗なんてありません。
↑なんて、半年前は失敗したくなくて、病休すらなかなかとれなかった私です。
まさか、元教え子、しかも初めて受け持った子とインスタフォローし合うとは。
本当に、ただただ嬉しい。
退職して3か月弱。人生わからないものですね。