我が子のわがまま対処:行為否定か人格否定か
こんばんは。kazです。
今日は我が子のわがままに、上手く対処できたので共有します。
上手く対処ということなんですが、
これまでは、できるだけわがままやイヤイヤ言われないように、
細心の注意を払うことを心がけていました。
そうすることで、こちらのイライラが軽減するというメリットがあります。
でも、どれだけ事前準備しても、網の目をくぐるように、
私のイライラスイッチを押しに来るのです。
今、ダンスに興味があるため、ダンス教室とチアダンス教室の体験に申し込んでいました。
「今週末だね、ダンス。今週がダンスで、来週がチアダンスだったな、確か」
と言ったら、
「えーー、もうぅ!チアが先がいい!なんでーー!?」
と急に機嫌が悪くなる我が子。
そして、カッチーンときた私。
でも、この後の発言が、上手くいったのです。
「え?お母さん、〇〇が喜ぶと思って申し込んだんだけどな、
お母さんも一生懸命〇〇のことを考えてやってるのに、
その言い方はないんじゃない?」
別に優しくいったわけでもなく、嫌だなと思ったことを率直に言葉にしました。
今までだったら、
「え?お母さん、〇〇のためにやっているのに、
なんでそんな言い方するの?信じられない。
なんでいつもそうわがまま言うの?」
この微妙な違いわかりますかね?
注目したいのは、
上:行為を否定しているか、
下:その子自身を否定しているか、
の違いです。
よく言いますよね、
叱る時は、その行為について問題にして、人格否定をしてはいけないって。
行為の良し悪しだったら、受け入れやすいし反省もできる。
でも、人格の良し悪しって・・・考えただけで胸が苦しくなります。
自分はわがままな子、自分はダメな子、お母さんを苦しめる子、って
自己肯定感がめちゃくちゃ下がります。
よくよく考えると、こんなに酷いことだとわかるんだけど、
イライラしていると、つい言ってしまうんです。
どうしたものか・・・
今回は本当にたまたま上の言葉が出てきてくれました。
結果としては、1分後くらいには引っ付いてきて、
「もうーわかったよー、ダンスはキャンセルして、チアを先にする」
って自分から言ってきました。
あ、ダンスキャンセルね、そういう選択かと思ったのですが。笑
自分で折り合いをつけたみたいです。
普段だったら、お互いに結構引きずって、いやーな空気になります。
こんなにあっさり終わったのは珍しいです。
深く考えたわけでもなく、自然に出てきた言葉なのに、
子どもを傷つけることなく、でも言いたいこともちゃんと伝えられて、
後味悪くないし、最高の気分です!
もちろん、自分の納得解を導いた子どもの成長も大きいと思います。
ただ、私が積み重ねてきた成果なのかなーとも思うのです。
満足です。